こんばんは。神崎です。

明るくて、重い。爽快で、鋭い。そんな歪な曲のカバーです。

悲劇(ひげき、英: tragedy)とは、古代ギリシアに成立し(ギリシア悲劇)、ルネサンス以降のヨーロッパにおいて継承・発展した演劇形式である。またその演劇の脚本・戯曲のことも悲劇と言う場合がある。多くは主人公となる人物の行為が破滅的結果に帰着する筋を持つ。

(中略)

現在のヨーロッパ諸言語で悲劇を指す語は、古代ギリシア語において悲劇を指す語「トラゴイディア」(tragoidia)から発展したものである。

wikipedia -悲劇-より

ということで、曲名のトラゴイディアって、古代ギリシア語で悲劇のことを指すみたいです。綴りはtrago”i”dia、なんですが、原曲MVの中だと”e”なんですよね。何か意味はあるのかしら…。


素敵なイラストは、園崎さん(@snzk_Hanpen_)に描いて頂きました。本当に、お声がけいただきありがとうございました…!

動画は原曲MVにあわせて…再現できるところは再現してみました。少々力は及ばず…といったかたちではありますが、その実力不足を補っていただいてるのが、この素敵なイラストですよ!

現代の日本…秋葉原風の背景には、お馴染みのキャラクターや寮を彷彿とさせる看板があり、ラギーも買い物帰りで、私たちにとって日常とも呼べる風景に紛れ込んで…いや、馴染んでいる。

とはいえ、ラギー自身にとってこれは「非日常」「非現実」であって。自身の知る明日ではないし、自身の求める未来でもない。

ただ、見上げる青空だけはそこまで変わらないのかな?とも思いつつ。……いや、鉄の塊は飛んでなさそうかな?

そんな違和感の無さと歪さが混じった素敵なイラストとなっております!

1番の間奏部分は背景のみにしているので、そちらも是非じっくりご覧になってくださいな!


話は少し変わりまして。

選曲については、歌詞があうなーというよりは、このキャラならどう思うんだろうな?を考えたくて、または考えてもらいたくてチョイスしています。

そもそもラギーは自分が主体となり破滅を導くようなへまはやらかさないと思うので、wikiにあるような「悲劇」の定義からは少し遠い存在だと思うんですが、

逆に、自分の行いによって救いのない未来が確定してしまった場合、ラギーは「不要だ」と明日を手放すのか、それとも「それでも生きていたい」と明日に手を伸ばすのか、興味があります。

生への執着は人一倍あるでしょうし、普通に考えると後者かなと思うのですが、キーは「自身の行いによって」だと思うんですよね。いや、それでもラギーなら生を取るかなと私は思いますが!!

ところでリズミカルに韻を踏むラギーいいですね(自画自賛)


そんなこんなで、まとめ動画も含めるとこれで人力も4本目に…。

そう、4本目。4、し、死。生死が少し絡んでくる今回の曲がちょうど良いタイミングで出せて何だかちょっと嬉しいです!

今度はもうちょっとカロリー低めの選曲したいね!!!(黄昏属性の選曲ばかりの女の戯言)